マクラーレンにマニュアルはある?DCTの仕組みと四駆の有無

シフトパドル付きのハンドルと2ペダルの足元が見えるスポーツカーの運転席

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マクラーレンをマニュアルで乗ってみたい。あるいは、AT限定の免許でも乗れるのか知りたい。どちらも気になりますよね。

結論から言うと、いまのマクラーレンに3ペダルのマニュアル車はありません。全車がクラッチペダルの無いDCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)で、駆動はすべて後輪駆動です。

この記事を読むと、モデルごとの変速機と駆動方式、DCTの乗り味、マニュアルで乗りたい時の選択肢まで分かります。

目次

マクラーレンにマニュアル車はある?

先に結論

現行モデル(アルトゥーラ・750S・GTS・W1)はすべてDCTで、3ペダルのMTはありません。マクラーレンの市販車でMTの代表例は、1992〜1998年のマクラーレン F1(6速MT)です。

『スーパーカーならMTもあるのでは?』と思う方も多いはずです。実は、マクラーレン・オートモーティブが2011年に12Cを出してから、量産モデルはずっと2ペダルなんです。

モデル変速機ペダル駆動方式
アルトゥーラ/同スパイダー8速DCT2ペダルMR・後輪駆動
750S/同スパイダー7速DCT2ペダルMR・後輪駆動
GTS7速DCT2ペダルMR・後輪駆動
W18速DCT2ペダルMR・後輪駆動
マクラーレン F1(歴代)6速MT3ペダルMR・後輪駆動

数値はマクラーレン公式と大手メディアの公表値です。マクラーレンでは変速機をSSG(シームレス・シフト・ギアボックス)と呼んでいます。

マクラーレン F1は世界的な名車で、中古車として出てくることはまれです。相場は数億円規模になることもあり、ふつうの中古車のように選べる1台ではありません。

DCTってどんな仕組み?オートマと何が違う?

DCTのしくみ

DCTは、クラッチを2つ持った変速機です。片方で走っている間に、もう片方が次のギアを準備しておくので、変速が一瞬で終わります。クラッチ操作は車が自動でやってくれます。

「マクラーレン オートマ」と気になっている方に向けて言うと、DCTは2ペダルなので、運転の操作はオートマと同じです。アクセルとブレーキだけで走れます。

AT限定の免許でも、クラッチペダルの無い車なら運転できます。DCTはこの条件に当てはまるので、AT限定でもマクラーレンに乗れるんです。

比べる点DCT(マクラーレン)一般的なAT(トルコン式)MT(3ペダル)
クラッチペダルなしなしあり
AT限定免許運転できる運転できる運転できない
変速の速さとても速いなめらか運転する人しだい
自分でギアを選ぶパドルでできる一部でできる常に自分で
発進や渋滞自動で行う得意クラッチ操作が要る
マクラーレンのDCTとオートマ、マニュアルの違いを比べた図解

『オートマだと、運転している感じが薄れるのでは…』と心配になりますよね。そう思うのは自然です。

マクラーレンのDCTには、ハンドルの裏にパドルが付いていて、自分でギアを上げ下げできます。手動モードにすれば、シフトのタイミングを自分で決めて走れるんです。

アルトゥーラの8速と750Sの7速は何が違う?

ここが大事なところです。同じDCTでも、モデルで中身が少し違います。

アルトゥーラ(8速DCT)
  • ギアが8段あり、きめ細かくつながる
  • バック用のギアがなく、後退はモーターで行う
  • 2025年モデル以降は変速が25%速くなった
750S・GTS(7速DCT)
  • ギアは7段
  • V8エンジンだけで走り、モーターは無い
  • 日本市場向けの生産は2026年6月末で終了

アルトゥーラはハイブリッドなので、後ろに下がる時はモーターの力を使います。変速機からバック用のギアを省けるので、そのぶん軽くできると説明されています。

2025年モデル以降のアルトゥーラは、システム出力が700PSに上がり、変速も25%速くなったと発表されています。中古の初期型と比べる時のポイントになりますね。

ハイブリッドの中身はマクラーレンのハイブリッド、エンジンの違いはマクラーレンのエンジン一覧で詳しく見ています。

パドルシフトの使い方

パドルは、ハンドルの裏の右側でシフトアップ、左側でシフトダウンが一般的な配置です。走行モードで手動変速を選ぶと、パドルを引いた時だけギアが変わります。

『手動にしたら、エンストしないか心配…』という方もいますよね。DCTはクラッチを車が操作するので、止まる時にギアを落とし忘れてもエンストはしません。

例えば、山道の下りではギアを落としてエンジンブレーキを使う、高速の合流では早めにギアを落として加速する、といった使い方ができます。

パドルで楽しむ場面
  • 山道の下りで、エンジンブレーキを効かせたい時
  • 高速道路の合流で、すぐに加速したい時
  • 自分の好きな回転数まで引っぱって走りたい時

慣れないうちは自動変速のまま走り、気が向いた時だけパドルを引く、という使い方でも十分楽しめます。

DCTの乗り味で気をつけたいこと

低速での動き

DCTはクラッチを自動でつないでいるので、駐車場での切り返しや、じわっと進む場面で、トルコン式のATとは違う動き方をすることがあります。慣れるまでは、ゆっくり操作するのが安心です。

例えば、こんな会話をイメージしてみてください。

「渋滞が多い道を毎日走るんですが、DCTで大丈夫ですか?」
「操作はオートマと同じなので乗れますよ。ただ、低速での動きは試乗で一度確かめておくと安心です」

街乗りでの使い勝手はマクラーレンは普段使いできる?でまとめています。

マクラーレンに四駆はある?駆動方式はMRだけ

先に結論

現行のマクラーレンに四駆(4WD)はありません。全車がエンジンを座席の後ろに置くMR(ミッドシップ・後輪駆動)です。SUVもありません。

『雪が降る地域でも乗れる?』という疑問もよく見かけます。

後輪駆動のスポーツカーなので、雪道や凍った道は得意ではありません。車高が低いので、積もった雪で車体の下がつかえることもあります。冬も乗るなら、スタッドレスタイヤを用意するか、雪の日は乗らないと決めておくのが現実的です。

項目マクラーレン(現行)
駆動方式MR・後輪駆動
四駆(4WD)なし
乗車定員全車2名
SUVなし(V8のクロスオーバーは計画中と報道)
燃料ハイオク

報道によると、マクラーレンはV8のクロスオーバー(SUV)も計画しているとされています。ただ、時期や中身は決まっていないので、いま四駆が欲しい方は他のブランドも比べることになります。

後輪駆動で気をつけたい場面

雪の日以外にも、後輪駆動で気をつけたい場面があります。雨の日の発進や、濡れたマンホールの上での加速です。

マクラーレンは大きな力を後輪だけで受け止めるので、強くアクセルを踏むと後ろが滑りやすくなります。運転支援の仕組みが働いてくれますが、雨の日はアクセルをじわっと踏むのが安心です。

場面気をつけたいこと
雨の日の発進アクセルをゆっくり踏む
濡れたマンホールや白線上で強く加速しない
雪道・凍結路スタッドレスを用意するか、乗らない
冬の朝の冷えた路面タイヤが温まるまで控えめに走る

タイヤサイズと冬用タイヤの考え方はマクラーレンのタイヤサイズと交換費用で見ています。

どうしてもマニュアルで乗りたい時の選択肢

マニュアルにこだわるなら考えたいこと
  • マクラーレンの現行・量産中古にMTは無いと知っておく
  • MTのマクラーレン F1は数億円規模の名車で、現実的ではない
  • DCTの手動モード(パドル)で満足できるか、試乗で確かめる
  • MTが必須なら、ほかのブランドも候補に入れる

マニュアルにこだわる気持ちは、運転好きなら当然ですよね。ただ、マクラーレンの量産モデルを選ぶ時点で、2ペダルが前提になります。

ちなみに、3ペダルのMTが付いた中古のマクラーレンを見かけたら、それはマクラーレン F1のような特別な車か、表記の間違いの可能性があります。車検証や販売店の説明で、変速機の種類を確かめておきましょう。

パドルで自分でギアを選ぶ楽しさは、DCTでもしっかり味わえます。一度試乗して、手動モードで走ってみてください。印象が変わる方も多いです。

中古で変速機を見る時のポイント

中古のマクラーレンを考えている方は、変速機の状態も見ておきたいところです。試乗できるなら、発進と変速がスムーズかを確かめてみてください。

中古で確かめたい変速機まわり
  • 発進時にガクッとしたつながり方をしないか
  • 変速の時に大きなショックや異音がないか
  • 警告灯が点いていないか
  • 正規ディーラーでの点検の記録が残っているか

気になる点があれば、正規ディーラーや専門の工場で見てもらうのが確実です。故障しやすい箇所と修理費の目安はマクラーレンの故障しやすい箇所と修理費の目安でまとめています。

ライバル車との比べ方はマクラーレンとライバル比較が参考になります。

変速機で迷ったら、見積もりと試乗で比べる

選ぶ順番
  1. AT限定かどうか、免許の条件を確かめる
  2. アルトゥーラ(8速)と750S・GTS(7速)の試乗を予約する
  3. 手動モードとパドル操作を試してみる
  4. 新車のアルトゥーラと、V8の在庫車の見積もりを並べる

新車で注文の中心になるのはアルトゥーラです。750SやGTSは日本向け生産が終わったので、在庫・登録済み車・中古で探す形になります。

価格は日本発表時の報道値で、アルトゥーラ3,300万円、750S 3,930万円、GTS 2,970万円です。いまの価格は正規ディーラーで確かめてみてください。

モデルごとの価格はマクラーレンの新車価格一覧、アルトゥーラの性能はアルトゥーラの価格と性能で見比べられます。新車の値引きの考え方は、トップ記事のマクラーレンの値引き相場と交渉の順番でまとめています。

マクラーレン買いたいドットコム

マクラーレンの値段、先に相場を見ておく

試乗の予約とあわせて、アルトゥーラの見積もりを取って比べてみる

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

マクラーレンの変速機と駆動方式のまとめ図解

よくある質問

マクラーレンにマニュアル車(MT)はありますか?

現行モデルにはありません。全車がクラッチペダルの無いDCTです。MTの代表例は1992〜1998年のマクラーレン F1(6速MT)です。

AT限定免許でもマクラーレンに乗れますか?

乗れます。DCTはクラッチペダルが無い2ペダルなので、AT限定免許で運転できます。

マクラーレンのミッションは何速ですか?

アルトゥーラとW1が8速DCT、750SとGTSが7速DCTです。

マクラーレンに四駆はありますか?

ありません。現行は全車がMRの後輪駆動です。

雪道でマクラーレンに乗れますか?

後輪駆動のスポーツカーなので得意ではありません。冬も乗るならスタッドレスタイヤを用意するか、雪の日は乗らないと決めておくのが現実的です。

まとめ

この記事の要点
  • 現行のマクラーレンは全車2ペダルのDCTで、3ペダルのMTは無い
  • アルトゥーラとW1は8速DCT、750SとGTSは7速DCT
  • DCTはクラッチペダルが無いので、AT限定免許でも運転できる
  • 全車MRの後輪駆動で、四駆とSUVは無い
  • MTの代表例はマクラーレン F1(6速MT)だが、数億円規模の名車
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マクラーレン買いたいドットコム 編集部

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