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マクラーレンにもハイブリッドがあると聞いて、燃費のための車なのか、走りのための車なのか、気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、いま新車で選べるマクラーレンのハイブリッドはアルトゥーラ(クーペとスパイダー)で、外から充電できるプラグインハイブリッドです。モーターは燃費のためというより、加速を足すために使われています。
この記事を読むと、EVで走れる距離、充電、電池の保証、税金まで、買う前に知っておきたい数字がそろいます。
マクラーレンのハイブリッドはどのモデル?
量産のハイブリッドはアルトゥーラとアルトゥーラ スパイダーの2台です。ハイパーカーのW1もハイブリッドですが、世界399台の限定で発表時点で完売しています。
マクラーレンのハイブリッドは、昔からある「限定車のハイブリッド」と、いま買える「量産のハイブリッド」に分かれます。
| モデル | 種類 | パワートレイン | 日本の発表時価格(税込) | いまの状態 |
|---|---|---|---|---|
| アルトゥーラ | 量産・PHEV | 3.0L V6ツインターボ+モーター | 3,300万円 | 販売中 |
| アルトゥーラ スパイダー | 量産・PHEV | 同上 | 3,650万円 | 販売中 |
| W1 | 限定・HV | 4.0L V8ツインターボ+E-モジュール | 約3億9,000万円(200万ポンド) | 世界399台・完売 |
| P1(歴代) | 限定・HV | V8ハイブリッド | 記載なし | 2013〜2015年・375台 |
アルトゥーラの価格は2024年4月の日本発表時の報道値です。価格.comでは3,310万円、3,660万円と掲載されているので、いまの価格は正規ディーラーで確かめてみてください。
『V8の750SやGTSはハイブリッドじゃないの?』と思った方もいるかもしれません。750SとGTSはエンジンだけで走るモデルで、どちらも日本市場向けの生産が2026年6月末で終わっています。
アルトゥーラのハイブリッドの中身を数字で見る
ここがこの記事で一番見てほしい表です。2025年モデル以降のアルトゥーラの公表値を並べました。
| 項目 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| エンジン | 3.0L V6ツインターボ(2,993cc) | 605PS・585Nm |
| モーター | 95PS・225Nm | 加速を手伝う役目 |
| システム出力 | 700PS・720Nm | 初期モデルは680PS |
| 電池容量 | 7.4kWh | |
| EV走行距離 | 33km | 初期モデルは31km |
| 変速機 | 8速DCT | 後退はモーターで行う |
| 駆動 | MR・後輪駆動 | 四駆ではない |
| 0-100km/h | 3.0秒 | |
| 最高速度 | 330km/h | |
| 乾燥重量 | 1,395kg | スパイダーは1,457kg |
数値はマクラーレン公式と大手メディアの公表値です。重量は乾燥重量なので、車検証の車両重量とは違います。

実は、エンジン605PSとモーター95PSを足すと、ちょうど700PSになります。モーターはエンジンの回転が上がりきる前の加速を手伝う役目で、踏んだ瞬間の反応がよくなるんです。
もうひとつ面白いのが後退です。アルトゥーラの変速機にはバック用のギアがなく、モーターの力で後ろへ下がります。
2024年に何が変わった?
2025年モデル以降のアルトゥーラは、システム出力が680PSから700PSへ上がりました。変速は25%速くなり、サスペンションの応答も最大90%よくなったと発表されています。
ブラインドスポットモニターなどの運転支援も加わっています。中古で初期型を見る時は、この違いを頭に入れておくと比べやすいですよ。
- システム出力:680PSから700PSへ
- EV走行距離:31kmから33kmへ
- 変速の速さ:25%向上
- ブラインドスポットモニターなどの運転支援を追加
EVで走れるのはどんな場面?
33kmは公表値です。気温や走り方、エアコンの使い方で短くなることがあります。毎日の通勤を全部電気で、というより、朝の住宅街や近所の移動を静かに走るための距離と考えると気持ちが楽です。
スーパーカーで一番気をつかうのが、早朝や夜の出発ですよね。エンジンをかけた瞬間の音が、ご近所に響いてしまう場面です。
アルトゥーラは電池に電気が残っていれば、モーターだけで静かに走り出せます。
「朝6時に出かけたいけど、音が気になって…」
「住宅街を抜けるまでEVで走って、大きな道に出てからエンジンをかければ大丈夫ですよ」
こうした使い方ができるのが、V8モデルとの一番の違いです。走行モードで電気を優先するか、エンジンで充電しながら走るかを選べます。
『燃費はどれくらい?』という質問もよく見かけます。
日本のWLTCモード燃費は、この記事では公式資料で確かめられていません。PHEVなので、充電してEVで走る割合によって実際の燃費は大きく変わります。
燃費の考え方はマクラーレンの実燃費でまとめています。燃料はハイオクです。
充電はどうする?自宅に設備は必要?
- 自宅の駐車場に充電用のコンセントを付けられるか確かめる
- 正規ディーラーで、対応する充電方法と付属品を聞く
- 1回の充電にかかる時間を、自宅の設備で確かめてもらう
- マンションなら管理組合のルールも見ておく
アルトゥーラはプラグインハイブリッドなので、外から電気を入れられます。自宅で充電できると、EVで走る距離を毎日使い切れるんです。
ただ、対応する充電の種類や1回の充電時間は、設備や年式で変わります。数字はこの記事では確かめきれていないので、購入前に正規ディーラーで聞いておきましょう。
充電しないまま乗っても、エンジンで走れます。ただ、EVで静かに走れる時間が減り、PHEVの良さが半分になってしまいます。充電できる場所があるかは、買う前に考えておきたいところです。
電池の保証と維持費はどうなる?
新車にはメーカー保証3年・走行距離無制限と、3年間の定期点検メンテナンスが車両価格に含まれると報道されています。アルトゥーラは高電圧バッテリーに別の長い保証があり、年数は正規ディーラーで確かめるのが確実です。
『電池が弱ったら交換に何百万円もかかるのでは…』と心配になりますよね。そう感じるのは自然です。
高電圧バッテリーの保証が車体の保証より長めに設定されているので、新車や保証が残っている中古なら、まずは保証の範囲を確かめるのが先です。日本での年数は公式資料で確かめきれていないので、見積もりの時に書面で確認しておきましょう。
| 費用・保証 | アルトゥーラ(PHEV) | 750S・GTS(V8) |
|---|---|---|
| 自動車税(年) | 50,000円(2,993cc) | 65,000円(約4.0L) |
| メーカー保証 | 3年・走行距離無制限(報道) | 3年・走行距離無制限(報道) |
| 電池の保証 | 車体とは別に長めの保証あり(年数は要確認) | なし(ハイブリッドではない) |
| 燃料 | ハイオク+電気 | ハイオク |
自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用車の金額です。PHEVでも税金は排気量で決まるので、アルトゥーラは3.0L以下の区分になります。
重量税やエコカー減税の扱いは、車検証の車両重量などで変わるので、この記事では断定していません。年間の維持費の内訳はマクラーレンの維持費は年間いくら?で見ています。
中古のアルトゥーラを考えている方は、電池保証の残り期間を見ておきましょう。認定中古車の保証との違いはマクラーレンの新車保証と延長保証が参考になります。
中古のアルトゥーラで見ておきたいこと
アルトゥーラは2021年の発表から年数がたち、中古でも見かけるようになってきました。ハイブリッドならではの確認ポイントがあります。
- 初期型(680PS・EV走行31km)か、2025年モデル以降(700PS・33km)か
- 高電圧バッテリーの保証がいつまで残っているか
- 充電ケーブルなどの付属品がそろっているか
- 正規ディーラーでの点検の記録が残っているか
『中古なら安く買えるけど、電池が心配…』と迷う方も多いはずです。保証が残っている個体を選ぶか、認定中古車(マクラーレン クオリファイド)から探すと、その不安はかなり小さくなります。
認定中古車には12〜24カ月の保証が付きます(店舗・車両で異なります)。電池の保証とどちらが長く残るかも、あわせて聞いておきましょう。
アルトゥーラのハイブリッドは誰に向いている?
- 早朝や夜に、住宅街を静かに出入りしたい
- 自宅で充電できる駐車場がある
- 新車で買えて、保証が新しい状態から乗りたい
- 自動車税を年50,000円の区分に抑えたい
- V8の音と回り方そのものを楽しみたい
- 充電の手間をかけたくない
- 在庫車や中古で、価格の幅から選びたい
V8の750SやGTSは日本向け生産が終わったので、これから新車で選べる中心はアルトゥーラです。報道によると、750Sの後継もV6ハイブリッドになる計画とされています。

エンジンの違いはマクラーレンのエンジン一覧、アルトゥーラそのものの価格と性能はアルトゥーラの価格と性能で詳しく見ています。
アルトゥーラの見積もりを取る前に
アルトゥーラは1モデル1仕様が基本で、色やオプションで価格が数百万円単位で上がることもあります。マクラーレン公式は日本の価格表を出していないので、正規ディーラーで見積もりを取るのが近道です。
- 高電圧バッテリーの保証年数と条件
- 自宅の充電設備で、1回の充電にかかる時間
- 2025年モデル以降の仕様か(700PS・運転支援付き)
- クーペとスパイダーの両方の価格
新車の値引きは時期や在庫で変わるので、断定はできません。交渉の考え方はトップ記事のマクラーレンの値引き相場と交渉の順番でまとめています。
マクラーレン買いたいドットコム
マクラーレンの値段、先に相場を見ておく
アルトゥーラの見積もりを取って、充電と保証の条件まで比べてみる
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
ほかのモデルとの価格の差はマクラーレンの新車価格一覧で見比べられます。
よくある質問
マクラーレンのハイブリッド車はどれですか?
量産モデルではアルトゥーラとアルトゥーラ スパイダーです。限定車ではW1(世界399台・完売)や、歴代のP1(375台)がハイブリッドです。
アルトゥーラはEVで何km走れますか?
公表値で33kmです(2025年モデル以降。初期モデルは31km)。気温や走り方で短くなることがあります。
アルトゥーラの燃費はどれくらいですか?
日本のWLTCモード燃費は、この記事では公式資料で確かめられていません。充電してEVで走る割合で実際の燃費は大きく変わります。
アルトゥーラの電池保証は何年ですか?
車体とは別に長めの保証がありますが、日本での年数は正規ディーラーで確かめるのが確実です。
ハイブリッドだと自動車税は安くなりますか?
自動車税は排気量で決まります。アルトゥーラは2,993ccなので年50,000円(2019年10月以降の新規登録)です。
まとめ
- 新車で選べるマクラーレンのハイブリッドはアルトゥーラ(クーペ3,300万円・スパイダー3,650万円、発表時価格)
- エンジン605PSとモーター95PSでシステム700PS、EV走行は33km
- モーターは加速を足す役目で、後退もモーターで行う
- 電池には長めの保証があり、日本の年数は正規ディーラーで確認
- 自動車税はPHEVでも排気量どおりで年50,000円





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