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マクラーレンの中古車を探し始めると、モデルも年式もたくさんあって、『どれを選べばいいの?』と迷いますよね。値段の幅も広いので、何を基準にすればいいか分かりにくいはずです。
結論から言うと、最初に決めるのは「V8かV6ハイブリッドか」と「保証を付けるかどうか」の2つです。そこが決まれば、狙う年式と走行距離は自然に絞れます。
この記事を読むと、モデルごとの違いと狙い目の年式、走行距離の見方、買う前の確認手順まで分かります。
マクラーレンの中古車はどのモデルから選べる?
中古で選べる主なモデルは、12C・650S・540C/570S・720S・GT・GTS・アルトゥーラ・750Sです。新しいほど高く、古いほど安くなる傾向ですが、保証の有無で総額の見え方が変わります。
マクラーレン・オートモーティブの量産車は、2011年の12Cから始まりました。中古で出てくるのは、ほとんどがこの年以降のモデルです。
| モデル | 主な年式 | エンジン | 変速機 | 自動車税(年額) |
|---|---|---|---|---|
| 12C | 2011〜2014年 | 3.8L V8ツインターボ | DCT | 65,000円(2019年9月以前登録は66,500円) |
| 650S | 2014〜2017年 | 3.8L V8 | DCT | 同上 |
| 540C/570S/570GT | 2015〜2021年 | 3.8L V8 | DCT | 同上 |
| 720S | 2017〜2023年 | 4.0L V8(720PS) | DCT | 同上 |
| GT | 2019〜2023年 | 4.0L V8 | DCT | 同上 |
| GTS | 2023年〜(日本向け生産は2026年6月末で終了) | 4.0L V8(635PS) | 7速DCT | 65,000円 |
| アルトゥーラ | 2021年〜 | 3.0L V6+モーター(PHEV) | 8速DCT | 50,000円 |
| 750S | 2023年〜(日本向け生産は2026年6月末で終了) | 4.0L V8(750PS) | 7速DCT | 65,000円 |
年式はメーカーの発表と生産の年です。日本で登録された年とずれることもあるので、車検証の初度登録年月で確かめてみてください。
どれも2名乗りで、後輪駆動です。4人乗りや四駆のモデルはありません。
狙い目の年式はどれ?予算と目的で分けてみる
『結局、どの年式が一番お得なの?』と思う方も多いはずです。答えは、何を大事にするかで変わります。
- 新車保証の残りや、認定中古の保証が付きやすい
- 安全装備や電子制御が新しい
- アルトゥーラは自動車税が年50,000円
- 車両価格は下がっている
- 保証が切れている個体が多く、修理費が読みにくい
- 13年を超えると自動車税が約15%重くなる
例えばこんな場面です。初めてのマクラーレンで、週末に安心して乗りたいなら、新しめの年式を保証付きで選ぶのが向いています。
一方、スーパーカーの整備に慣れた工場がすでにあるなら、古めの年式で車両価格を抑える選び方もあります。720Sは750Sの先代にあたり、V8の走りを味わえる年式として候補に入りやすいモデルです。

アルトゥーラの中古は前期と後期で何が違う?
ここが大事なところです。アルトゥーラは、2025年モデルから中身が大きく変わっています。
| 比べる点 | 初期のアルトゥーラ | 2025年モデル以降 |
|---|---|---|
| システム出力 | 680PS | 700PS |
| EV走行距離(公式値) | 31km | 33km |
| 変速 | 8速DCT | 8速DCT(変速が25%速くなった) |
| 運転支援 | 後期より少ない | ブラインドスポットモニターなどを追加 |
数値はマクラーレン公式と大手メディアの公表値です。日本では2024年4月に700PS版が発表され、日本発表時の価格はクーペ3,300万円、スパイダー3,650万円でした。
『前期でも十分じゃない?』と思うかもしれません。走りの差は小さくても、運転支援の有無は毎日の乗りやすさに響きます。どちらにするかは、試乗して確かめるのが確実です。

ハイブリッドの電池や保証の考え方は、マクラーレンのハイブリッドで詳しく見ています。
V8モデルの中古で見ておきたい違い
V8の中古を狙うなら、720S・750S・GTの違いも押さえておきましょう。同じ4.0L V8でも、性格がかなり違うんです。
| モデル | 出力(公式値) | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 720S | 720PS | 走りを楽しみたい。750Sより手頃な価格を狙う |
| 750S | 750PS(0-100km/h 2.8秒) | 走りの性能を一番に考える |
| GT/GTS | GTSは635PS | 荷物を積んで長距離を走る |
例えば、旅行にも使いたいなら、荷室のあるGTやGTSが候補になります。サーキットや峠を楽しみたいなら、720Sや750Sのほうが合っているはずです。
モデルごとの違いはアルトゥーラ・750S・GTSの選び方でも比べています。
走行距離はどう見ればいい?
マクラーレンのようなスーパーカーは、ふだんの足として使われることが少なく、年に数千km程度しか走らない個体が多いと言われます。
- 年式に対して、極端に少なくないか
- 年式に対して、極端に多くないか
- 点検記録簿の距離と、メーターの距離が合っているか
- 長く動かしていない時期がないか
実は、走行距離が少なすぎるのも気をつけたいところです。ずっと止めていた車は、タイヤやゴム部品、バッテリーが傷んでいることもあるんです。
店頭では、こんなふうに聞いてみてください。
「この車、年式のわりに距離が少ないですね。止めていた時期はありますか?」
「冬の間はガレージで保管していて、春からまた乗っていたそうです」
こうした説明があり、点検の記録もそろっていれば安心材料になります。
年式の古い個体で見ておきたい部品
年式が古めの12Cや650S、570Sを狙う場合は、次に交換時期が来る部品も聞いておくと安心です。タイヤやブレーキのほか、バッテリーやゴム部品も年数で傷みます。
『いま調子がいいなら大丈夫でしょ?』と思うかもしれません。ただ、交換が重なる時期に当たると、買った直後に出費が続くこともあります。
例えば、タイヤは750Sで前245/35R19・後305/30R20、アルトゥーラで前235/35R19・後295/35R20と太いサイズです。交換時期が近い個体なら、その費用も総額に入れて比べておきましょう。
保証を付けるなら認定中古、安さなら一般の中古
中古選びでもう一つ大きいのが、どこで買うかです。マクラーレンには、正規ディーラーの認定中古車「マクラーレン クオリファイド」があります。
正規ディーラーで点検・整備を受けた車に、12〜24カ月の保証が付きます(期間は店舗と車両で異なります)。一般の中古より高めになりやすいです。
『保証のために高いお金を払うのはもったいない…』と感じる方もいますよね。ただ、マクラーレンは修理の部品も工賃も高めなので、保証の価値は小さくありません。
認定中古車の中身はマクラーレンの認定中古車は買いか、中古が新車よりかなり安く出る理由はマクラーレンの中古はなぜ安い?で見られます。
ちなみに、正規ディーラーの点検記録がそろっている個体は、売る時にも評価されやすいと言われます。買う時に記録を確かめておくことは、手放す時の備えにもなるんです。
買う前に確かめておきたい手順
気になる1台が見つかったら、決める前にこの順番で確かめておきましょう。
- 車検証で初度登録年月と、車検の残りを確かめる
- 点検記録簿と整備の履歴を見せてもらう
- 修復歴とオーナーの数を聞く
- 保証の有無と期間、延長保証に入れるかを聞く
- 右ハンドルか左ハンドルか、オプションの内容を確かめる
- 試乗して、変速(DCT)とディヘドラルドアの開閉を確かめる
車両価格だけで決めて、買った後にタイヤや消耗品の交換が重なり、思ったより出費がかさむことも。年式が古い個体ほど、次に交換が来る部品を聞いておきましょう。
日本では右ハンドルと左ハンドルを選べるモデルが多いですが、中古は左ハンドルが多めです。駐車場や料金所での使いやすさも考えて選んでみてください。
年間の出費はマクラーレンの維持費は年間いくら?、壊れやすい箇所はマクラーレンの故障しやすい箇所でまとめています。
売る時のことも考えて選ぶ
中古を買う時から、手放す時のことを少し考えておくと安心です。色やオプション、ハンドル位置によって、売る時の値段が変わることもあるからです。
『まだ買ってもいないのに、売る時の話?』と思うかもしれません。ただ、マクラーレンは値落ちしやすいので、売る時の差が総額に響きやすいんです。
モデル・色・年式でリセールがどれだけ違うかは、マクラーレンのリセールバリューでまとめています。
人気の色やオプションが付いた個体は、買う時の値段が少し高くても、売る時に差が戻ってくることもあります。
在庫を条件で絞って、何台か並べてみる
中古のマクラーレンは、同じモデルでも1台ずつ状態が違います。カーセンサーなどの中古車ポータルで、モデル・年式・走行距離の条件を決めて、何台か並べて比べてみるのがおすすめです。
新車も候補に入れているなら、トップ記事のマクラーレンの値引き相場と限界額と比べてみると、中古との差がつかみやすくなります。
マクラーレン買いたいドットコム
マクラーレンの値段、先に相場を見ておく
モデル・年式・走行距離の条件で、マクラーレンの中古車の在庫を絞って見てみる
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よくある質問
マクラーレンの中古で狙い目の年式はどれですか?
何を大事にするかで変わります。安心を重視するなら保証が付きやすいアルトゥーラ・750S・GTS、車両価格を抑えたいなら720Sや570Sなどが候補になります。
アルトゥーラの中古は何年式を選べばいいですか?
2025年モデル以降はシステム700PS、EV走行33km(公式値)になり、運転支援も増えています。予算が合えば後期、価格重視なら初期という選び方があります。
走行距離が少ないマクラーレンは良い個体ですか?
そうとは限りません。長く止めていた車はゴム部品やバッテリーが傷んでいることもあるので、点検の記録とあわせて見てください。
マクラーレンの中古車の自動車税はいくらですか?
アルトゥーラは年50,000円、V8モデルは年65,000円です。2019年9月以前に登録したV8モデルは年66,500円で、13年を超えると約15%重くなります。
マクラーレンの中古に4人乗りや四駆はありますか?
ありません。中古で出てくるモデルも、すべて2名乗りの後輪駆動です。
まとめ
- 中古選びは「V8かV6ハイブリッドか」と「保証を付けるか」から決める
- 新しめの年式は保証が付きやすく、古めの年式は車両価格を抑えられる
- アルトゥーラは2025年モデル以降で700PS、EV走行33kmに変わった
- 走行距離は多すぎも少なすぎも理由を聞き、記録と照らし合わせる
- 保証重視なら認定中古車「マクラーレン クオリファイド」も候補





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