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マクラーレンが気になり始めると、『車両価格は払えても、毎年いくら出ていくんだろう』という不安が出てきますよね。
結論から言うと、毎年決まって出ていくのは税金・保険・駐車場で、そこに燃料・タイヤ・点検・修理が乗ってきます。金額が一番ぶれるのは、保険と修理です。
この記事では、マクラーレンの年間維持費を項目ごとに分けて、決まっている数字と見積もりで確かめる数字を分けて出します。
マクラーレンの年間維持費はどこにお金がかかる?
マクラーレンの維持費は「毎年決まっている費用」と「乗り方で変わる費用」に分かれます。自動車税はモデルの排気量で決まり、保険・タイヤ・修理は車と使い方で大きく変わります。
まずは全体の地図を見ておきましょう。
| 項目 | 毎年かかるか | 金額の決まり方 | この記事での扱い |
|---|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 毎年 | 排気量で決まる | 確定値を出す |
| 自動車重量税 | 車検ごと | 車検証の車両重量で決まる | 区分は車検証で確認 |
| 任意保険(車両保険含む) | 毎年 | 年齢・等級・車両保険額で変わる | 見積もりで確認 |
| 燃料代(ハイオク) | 毎年 | 走行距離と燃費で変わる | 計算式で出す |
| タイヤ | 数年ごと | 走り方と保管で変わる | 交換の目安で出す |
| 点検・メンテナンス | 毎年 | 新車3年間は車両価格に含まれる | 4年目以降に注意 |
| 修理 | 不定期 | 保証の有無で大きく変わる | 保証と合わせて考える |
| 駐車場 | 毎月 | 地域と設備で変わる | 自分の地域で確認 |
金額を出せる項目は意外と少ないんです。だからこそ、出せない項目は「誰に何を聞けば分かるか」を先に知っておくと、見積もりで迷いません。
例えばこんな場面です。
「維持費って、ざっくり年いくらですか」
「税金は決まっていますが、保険は年齢と等級で大きく変わります。見積もりを出してみましょう」
この会話のとおり、ネットで見かける「年間何百万円」という数字は、その人の条件での話です。自分の条件で組み直してみてください。

自動車税と重量税はモデルでいくら違う?
税金は、マクラーレンの維持費の中で数少ない「決まっている数字」です。
自動車税(種別割)は排気量で決まります。アルトゥーラはプラグインハイブリッドですが、税の区分は排気量のままなんです。
| モデル | 排気量 | 自動車税(年額・2019年10月1日以降の新規登録) |
|---|---|---|
| アルトゥーラ/アルトゥーラ スパイダー | 2,993cc | 50,000円 |
| 750S/750S スパイダー | 3,994cc | 65,000円 |
| GTS | 3,994cc | 65,000円 |
| 720S・765LT | 約4.0L | 65,000円 |
| 570S・540C・600LT・650S・12C | 3,799cc | 65,000円 |
出典は自家用乗用車の自動車税の区分です。アルトゥーラは2.5L超3.0L以下、V8モデルは3.5L超4.0L以下に入ります。
中古で買う時は登録日を見ておこう
2019年9月30日以前に新規登録された車は、税額が少し高くなります。3.0L以下は51,000円、4.0L以下は66,500円です。
『中古の12Cが安く出ているけど、税金は同じでしょ?』と思うかもしれません。
ただ、新規登録から13年を超えると、約15%重くなります。
12Cは2011年から作られたモデルなので、これから重課の時期に入る個体が出てきます。車検証の初度登録年月を見ておきましょう。
重量税は車検証の車両重量で決まる
重量税は、車検の時にまとめて払う税金です。金額は車検証に書かれた車両重量で決まります。
マクラーレン公式が出している重量は「乾燥重量」です。燃料やオイルを入れない状態の数字なので、車検証の車両重量とは違います。
アルトゥーラの乾燥重量は1,395kg(最軽量仕様)、750Sは1,277kg(最軽量乾燥)と公表されています。車検証の車両重量はオプションや個体で変わるので、重量税の区分は車検証で確かめるのが確実です。
エコカー減税が使えるかどうかも、年式と型式で変わります。購入前に販売店で聞いておくと安心です。
保険・燃料・タイヤはどれくらい?
ここからは、乗り方と条件で金額が変わる項目です。
金額がぶれやすい分、どこで差が出るのかを知っておくと、見積もりの数字に納得しやすくなりますよ。
任意保険は車両保険の入り方で大きく変わる
マクラーレンの保険で一番大きいのは、車両保険です。車両価格が3,000万円を超えるので、車両保険の金額も大きくなります。
『車両保険は外して、対人対物だけでいいかな』と考える方もいるはずです。ただ、擦っただけでも部品代が高くなりやすい車なので、外すかどうかは慎重に考えたいところです。
- モデル名と年式、新車か中古か
- 車両保険の金額(購入価格が基準になる)
- 運転する人の年齢と等級
- 年間の走行距離と主な使い方
- 保管場所(屋内か屋外か、セキュリティの有無)
高額な輸入車は、保険会社によって引き受けの条件が決まっていることもあります。納車の前に、複数の保険会社で見積もりを取ってみてください。
燃料代は走行距離から逆算する
マクラーレンの燃料はハイオク(無鉛プレミアム)です。日本のWLTCモード燃費は、公式でもメディアでも確かめられていません。
なので、燃料代は「自分の燃費と走行距離」から計算するのが一番正確です。
| 年間の走行距離 | 燃費 1Lで5km の場合 | 燃費 1Lで7km の場合 | 燃費 1Lで9km の場合 |
|---|---|---|---|
| 3,000km | 600L | 約429L | 約333L |
| 5,000km | 1,000L | 約714L | 約556L |
| 10,000km | 2,000L | 約1,429L | 約1,111L |
上の燃費は計算用の仮の数字で、マクラーレンの実測値ではありません。給油量にその時のハイオク価格をかければ、年間の燃料代になります。
アルトゥーラは電池だけで33km走れます(2024年以降の仕様)。毎日の移動が短く、自宅で充電できるなら、ガソリンの量はかなり減らせます。
実燃費の考え方と測り方は、マクラーレンの実燃費とカタログ値の差で詳しく見てみてください。
タイヤは前後でサイズが違う
マクラーレンは後ろのタイヤが太く、前後でサイズが違います。
| モデル | 前 | 後ろ |
|---|---|---|
| アルトゥーラ | 235/35R19 | 295/35R20 |
| 750S | 245/35R19 | 305/30R20 |
前後を入れ替えるローテーションができないので、減り方が早い方だけ先に替えることになります。サーキットを走る方は、減り方がさらに早くなります。
交換費用やスタッドレスの考え方は、マクラーレンのタイヤサイズと交換費用にまとめています。

点検・修理代は新車3年間でどう変わる?
マクラーレンの維持費を考える時、一番大事なのが「保証と点検がいつまで付いているか」です。
正規ディーラーの新車には、メーカー保証3年・走行距離無制限と、3年間の定期点検メンテナンスが車両価格に含まれます(750S発表時の報道)。
| 期間 | 定期点検 | 保証の対象になる故障 | 維持費の重さ |
|---|---|---|---|
| 新車1〜3年目 | 車両価格に含まれる | 保証で直せる | 軽め |
| 4年目以降・延長保証あり | 自己負担 | 延長保証の範囲で直せる | 中くらい |
| 4年目以降・延長保証なし | 自己負担 | 自己負担 | 重くなりやすい |
| 保証の無い中古 | 自己負担 | 自己負担 | 重くなりやすい |
つまり、同じマクラーレンでも、新車の最初の3年と保証切れの中古では、年間維持費の性格がまったく違うんです。
『中古なら車両価格が下がるから、トータルは安いはず』と思いますよね。ただ、保証が無い分、大きな修理が1回入ると差が縮まることもあります。
保証と延長保証の中身はマクラーレンの新車保証と延長保証で確かめられます。
車両価格だけで予算を組み、4年目以降の点検代と修理への備えを入れていないこと。保証が切れる時期を先に確認して、その年から維持費の予算を厚くしておくと慌てずに済みます。
消耗品は思ったより早く回ってくる
タイヤのほかにも、ブレーキパッドや12Vバッテリーなど、使えば減っていく部品があります。これらは保証の対象外になるのが一般的です。
例えばこんな相談がよくあります。
「冬の間ほとんど乗らなかったら、エンジンがかからなくて」
「長く停める時は、バッテリーの充電器を付けておくと安心ですよ」
乗らない期間が長い方ほど、保管の仕方で出費が変わります。故障しやすい場所と修理費の考え方は、マクラーレンの故障しやすい箇所と修理費で見てみてください。
モデル別に年間維持費を組み立ててみよう
ここまでの項目を、モデルごとに並べてみます。決まっている数字は入れて、条件で変わる数字は「見積もりで確認」としています。
| 項目 | アルトゥーラ(新車1〜3年目) | 750S・GTS(新車1〜3年目) | 保証切れの中古V8(720S等) |
|---|---|---|---|
| 自動車税 | 50,000円 | 65,000円 | 65,000円(2019年9月以前登録は66,500円) |
| 重量税 | 車検証の車両重量で決まる | 同左 | 同左 |
| 任意保険 | 見積もりで確認 | 見積もりで確認 | 見積もりで確認 |
| 燃料代 | EV走行を使えば抑えやすい | 走行距離に比例 | 走行距離に比例 |
| 定期点検 | 車両価格に含まれる | 車両価格に含まれる | 自己負担 |
| 修理 | 保証の範囲なら負担なし | 保証の範囲なら負担なし | 自己負担 |
| タイヤ | 後ろ295/35R20 | 750Sは後ろ305/30R20 | モデルのサイズで確認 |
750S・GTSは日本市場向けの生産が2026年6月末で終わっています。新車で探すなら在庫や登録済みの車になり、保証の残りは車ごとに違う点に気を付けておきましょう。
- 買いたいモデルの自動車税を上の表で確かめる
- 保険会社2〜3社で、車両保険込みの見積もりを取る
- 年間の走行距離を決めて、燃料代を計算する
- 保証がいつまで残るかを確かめ、4年目以降の点検代を店で聞く
- 駐車場代と、タイヤ交換の時期を足して1年分にならす
ここまで出すと、ネットの「年間何百万円」という数字ではなく、自分の数字になります。

駐車場とセキュリティも予算に入れておく
マクラーレンは全幅が広く、750Sはミラーを含めると約2.1m超になります。アルトゥーラの全幅は1,913mm、全高は1,193mmです(いずれも公式値)。
機械式駐車場は、幅や車高の制限で入らないことがあります。車高が低いので、スロープの角度にも気を付けたいところです。
屋内の駐車場やセキュリティ設備を選ぶと月々の費用は上がりますが、保険の見積もりで有利になることもあります。駐車場と保険はセットで考えてみてください。
維持費を抑えるコツと手放す時の考え方
ここまで読んで、『思ったよりかかるな』と感じた方もいるかもしれません。ただ、維持費は買い方と手放し方で抑えられる部分もあるんです。
- 新車保証が残っている期間を長く使える車を選ぶ
- 延長保証を、新車保証が切れる前に検討する
- 整備記録簿をすべて残しておく
- 長く停める時はバッテリーの充電器を使う
- 屋内保管で外装と保険の両方を守る
整備記録がそろっている車は、売る時にも評価されやすくなります。維持にかけたお金の一部が、売る時に戻ってくるイメージです。
保証が切れる前に、売り時を一度見ておく
マクラーレンは、保証が残っているかどうかで次の買い手の安心感が変わります。保証切れが近づいたら、乗り続けるか手放すかを一度考えてみるのがおすすめです。
『まだ売るつもりはないけど、今いくらなのかは気になる』という方も多いはずです。相場は年式・走行距離・色・時期で変わるので、複数の買取店に聞いて幅で見ておくと判断しやすくなります。
マクラーレン買いたいドットコム
マクラーレンの値段、先に相場を見ておく
いまのマクラーレンにいくら付くか、複数の買取店の査定を比べて調べてみる
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車で買う時の総額や交渉の順番は、マクラーレンの値引き相場と交渉の順番にまとめています。車両価格と維持費を合わせて考えると、どのモデルが自分に合うかが見えてきますよ。
よくある質問
マクラーレンの自動車税はいくらですか?
アルトゥーラ(2,993cc)は年50,000円、750S・GTS・720S・570Sなど約3.8〜4.0Lのモデルは年65,000円です(2019年10月1日以降の新規登録)。それより前に登録された中古車は、3.0L以下が51,000円、4.0L以下が66,500円です。
マクラーレンの年間維持費は結局いくらですか?
税金以外は、保険の等級や走行距離、保証の有無で大きく変わります。この記事の手順で、保険の見積もりと燃料代、4年目以降の点検代を足すと、自分の年間維持費が出せます。
新車と中古で維持費は違いますか?
違います。正規の新車は3年間の定期点検が車両価格に含まれ、3年・走行距離無制限の保証が付きます(750S発表時の報道)。保証の無い中古は点検も修理も自己負担になります。
アルトゥーラは維持費が安いですか?
V8モデルより自動車税が年15,000円安く、短い移動なら電池だけで33km走れるので燃料代も抑えやすいです。ただし保険や修理は車両価格と状態で決まるので、見積もりで確かめてみてください。
重量税はいくらですか?
車検証の車両重量で決まります。公式の重量は乾燥重量で、車検証の数字とは違うため、購入前に販売店で車検証の車両重量を確かめるのが確実です。
まとめ
- マクラーレンの維持費は、決まっている費用と乗り方で変わる費用に分かれる
- 自動車税はアルトゥーラ年50,000円、750S・GTSなどV8モデルは年65,000円
- 重量税は車検証の車両重量で決まり、公式の乾燥重量では判断できない
- 新車の3年間は点検込み・保証付きで、4年目以降に維持費が重くなりやすい
- 保険と燃料代は自分の条件で見積もり・計算して組み立てる





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