マクラーレンのリセールバリュー|モデル・色・年式でどれだけ違うか

ガレージに停まるオレンジ色のスーパーカー

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マクラーレンが欲しいけれど、『数年後に売る時、いくら戻ってくるんだろう』と気になっている方も多いはずです。

結論から言うと、マクラーレンのリセールはモデルと状態で大きく差が出ます。フェラーリやポルシェ911と比べて「悪い」と言われがちですが、条件しだいで差は縮められます。

この記事では、モデル・色・年式・走行距離ごとに、売る時の値段がどう変わるのかを表で見ていきます。

目次

マクラーレンのリセールは悪いって本当?

先に結論

一般的な国産車や一部の輸入スポーツカーと比べると、マクラーレンは値落ちが大きめと言われます。ただ、限定車や人気の仕様は評価が高く、すべてが「悪い」わけではありません。

『マクラーレンはリセールが悪いからやめておけ』という話、聞いたことがありますよね。これにはちゃんとした理由があります。

まず、新車価格が3,000万円を超えるので、次に買える人の数がそもそも少ないんです。買い手が少ない車は、どうしても値段が下がりやすくなります。

次に、モデルの入れ替わりが早めです。720Sから750Sへ、GTからGTSへと、数年ごとに後継が出てきました。

新しいモデルが出ると、ひとつ前のモデルは「旧型」として見られます。ここがフェラーリの人気モデルなどとの違いなんです。

リセールが残りやすい条件
  • 限定車や台数の少ないモデル
  • 正規ディーラー車で整備記録がそろっている
  • 走行距離が少なめで修復歴がない
  • 人気色・人気オプションが付いている
値落ちしやすい条件
  • 後継モデルが出た直後の旧型
  • 整備記録が途切れている
  • 走行距離が多い、または修復歴がある
  • 好みが分かれる色や仕様
リセールが残りやすい車と下がりやすい車の違い

ちなみに「リセールが悪い」は、裏を返せば中古が買いやすいということでもあります。中古で狙う側の話はマクラーレンの中古はなぜ安いかで詳しく書いています。

モデルでリセールはどれだけ違う?

ここが一番気になるところですよね。まずは各モデルの新車価格と、2026年10月時点の状況を並べてみます。

モデル日本発表時価格(税込)2026年10月時点の状況売る時に見られやすい点
アルトゥーラ3,300万円(2024年4月)新車で販売中700PS化前(初期680PS)か後か
アルトゥーラ スパイダー3,650万円(2024年4月)新車で販売中オープンの状態・ルーフの動作
750S3,930万円(2023年8月)日本向け生産終了(2026年6月末)走行距離・オプション
750S スパイダー4,300万円(2023年8月)日本向け生産終了(2026年6月末)ルーフの動作・内装の傷み
GTS2,970万円(2024年・carview掲載)日本向け生産終了(2026年6月末)荷室まわり・普段使いの傷
750S JC964,150万円(日本限定61台)限定車限定車としての希少性

価格は日本発表時の報道値です。価格.comでは750Sが4,230万円と載っているなど、掲載値が割れています。いまの価格は正規ディーラーで確かめてみてください。

マクラーレンのモデル別リセールの見られ方

新車価格から何割戻るかで計算してみると

相場は時期と個体で動くので、ここでは「新車価格の何割が戻るか」で計算した例を出します。実際の相場ではなく、比べるための計算です。

モデル新車価格5割の場合6割の場合7割の場合
アルトゥーラ3,300万円1,650万円1,980万円2,310万円
アルトゥーラ スパイダー3,650万円1,825万円2,190万円2,555万円
750S3,930万円1,965万円2,358万円2,751万円
750S スパイダー4,300万円2,150万円2,580万円3,010万円
GTS2,970万円1,485万円1,782万円2,079万円

1割違うだけで、約300万〜430万円の差になるんです。マクラーレンのリセールは「率」より「額」で考えると、重みがよく分かります。

生産終了は高く売れる理由になる?

750SとGTSは日本向けの生産を終えました。生産終了が値段にどう出るかは、そのときの在庫や人気しだいです。上がると決めつけず、売る直前の査定で確かめておきましょう。

アルトゥーラはPHEVならではの見られ方がある

アルトゥーラはV6エンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドです。2024年以降のモデルはシステム出力700PSに強化されています。

そのため、中古では「初期の680PSか、改良後の700PSか」が見られます。電池の保証が残っているかも確認されやすいところです。

電池まわりはアルトゥーラのハイブリッドと電池保証でまとめています。

色やオプションで査定はどう変わる?

『オレンジは目立ちすぎて売りにくい?』と心配する方もいますよね。実は、マクラーレンの場合はブランドの色として人気があります。

色の好みは時期で変わるので、ここで「何色ならいくら高い」とは言い切れません。ただ、買い手が多い色ほど売りやすいのは確かです。

査定で見られやすい仕様
  • ボディカラーが人気色か、好みが分かれる色か
  • カーボン部品(外装・内装)が付いているか
  • フロントリフター(車高を上げる装備)が付いているか
  • MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)の特別仕様か
  • 右ハンドルか左ハンドルか

フロントリフターは、段差の多い日本では欲しがる人が多い装備です。付いていると、次の買い手が見つかりやすくなります。

MSOの特別仕様は、刺さる人には高く評価されます。ただ、個性が強い仕様は買い手を選ぶことも。

色ごとの印象はマクラーレンの全ボディカラー一覧、オプションの中身はマクラーレンのオプションの選び方で見られます。

例えばこんな場面です。

「赤い内装に特別色の外装、すごく気に入ってるんです」
「仕上がりはすてきですね。ただ、同じ好みの方が見つかるまで少し時間がかかるかもしれません」

買う時は自分の好みで選んでいいんです。ただ、数年で手放すつもりなら、色と内装の組み合わせは少しだけ「次の人」も意識しておきましょう。

年式と走行距離で下がり方はどう変わる?

リセールは、年式と走行距離で段階的に下がっていきます。目安の考え方を表にしてみました。

区分年式の目安走行距離の目安見られ方
新古・登録済み1年以内ほぼ走っていない新車に近い扱い。ただし登録済みの分は下がる
高年式1〜3年少なめ新車保証が残っていれば評価されやすい
中年式4〜7年年式なり後継モデルが出ていると下がりやすい
低年式8年以上多め整備記録と状態で大きく差が出る

年式の区切りは、この記事での考え方の一例です。何kmから下がるかという基準は、買取店ごとに違います。

マクラーレンのようなスーパーカーは、普段の足にせず、休日だけ乗る人も多いんですよね。だから、同じ年式でも走行距離が多い車は目立ちやすいんです。

乗らなさすぎにも注意

距離を伸ばしたくないからと、長いあいだ動かさないのも考えものです。バッテリー上がりやタイヤの劣化につながり、査定で状態を細かく見られる原因になります。

年式・走行距離ごとの買取の目安はマクラーレンの買取相場で詳しく見られます。

古いモデルは税金も評価に響く

新規登録から13年を超えると、自動車税が約15%重くなります。12C(2011年〜)などは、これから該当する年式が出てきます。

750SやGTSの自動車税は年65,000円、アルトゥーラは年50,000円です(2019年10月以降の新規登録の場合)。買い手は維持費も見ているので、こうした点も値段に影響します。

リセールを落とさないためにできること

リセールは、売る時だけでなく、乗っているあいだの過ごし方でも変わります。ここが大事なところです。

値落ちを抑える乗り方
  1. 新車保証のあいだの定期点検を正規ディーラーで受ける
  2. 整備記録簿と領収書をまとめて保管する
  3. 飛び石が気になる前面にはプロテクションフィルムを検討する
  4. 屋根のある場所に保管し、定期的にエンジンをかける
  5. 後継モデルの発表時期を意識して売り時を考える

マクラーレンの新車には、メーカー保証3年(走行距離無制限)と3年間の定期点検メンテナンスが付いています。この期間の記録がそろっている車は、次の買い手も安心できるんです。

認定中古車のマクラーレン クオリファイドとして売り出される車は、正規ディーラーの点検を通っています。次の買い手から見ると、それだけで安心材料になるんです。

保証の中身はマクラーレンの新車保証と延長保証で確認できます。

『売るのはまだ先だし、記録なんてなくても大丈夫かな』と思うかもしれません。でも、記録簿が途切れているだけで、査定の印象が下がることもあります。

売る時はどこに相談するのがいい?

マクラーレンを手放す方法は、大きく分けると次の3つです。

売り先向いている人気をつけたい点
正規ディーラーの下取り次もマクラーレンに乗り換える人下取り額だけで比べにくい
スーパーカーに強い買取店少しでも高く売りたい人店によって得意な車種が違う
一括査定サービス複数の店の値段を比べたい人連絡が何件か来ることがある

『ディーラーに任せるのが一番楽だよね』という気持ちも分かります。乗り換えなら手続きがまとまるので、手間は少なくて済みます。

ただ、下取りは新車の値引きと合わせて出てくることが多いんです。どこまでが値引きで、どこからが下取りなのか分かりにくくなります。

新車の値引きの考え方はマクラーレンの値引き相場と交渉の順番で書いています。

比べてから決める

下取りの金額をうのみにせず、買取店の査定額も一度見ておくと、今の車の値段がつかみやすくなります。

今のマクラーレンにいくら付くのか、まずは複数の買取店で調べてみるのも一つの方法です。

マクラーレン買いたいドットコム

マクラーレンの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、マクラーレンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

マクラーレンのリセールが悪いと言われるのはなぜですか?

新車価格が高く買い手が限られることと、後継モデルが数年ごとに出ることが主な理由です。限定車や状態の良い車は評価が残りやすいので、すべてが悪いわけではありません。

マクラーレンで一番リセールがいいモデルはどれですか?

一般的には限定車や台数の少ないモデルが評価されやすいです。現行モデル同士では時期によって変わるので、売る前に複数の査定で比べてみてください。

750Sは生産終了で値上がりしますか?

日本向けの生産は2026年6月末で終わりましたが、値上がりするとは言い切れません。在庫の数や人気で変わるので、売る直前の相場で判断しましょう。

左ハンドルと右ハンドル、どちらが高く売れますか?

買い手の好みが分かれるので、一概には言えません。査定の時に、ハンドル位置でどう評価が変わるか聞いてみると分かりやすいです。

走行距離はどのくらいまでなら評価されやすいですか?

何kmまでなら大丈夫という決まった線はなく、買取店ごとに見方が違います。同じ年式の車より少なめなら評価されやすく、距離より整備記録や状態を重く見る店もあります。

まとめ

この記事の要点
  • マクラーレンのリセールは値落ちが大きめと言われるが、条件しだいで差が縮まる
  • 新車価格が高いので、1割の差でも約300万〜430万円になる
  • 750SとGTSは日本向け生産を終了。値上がりは断定できない
  • 人気色、フロントリフター、整備記録のそろった車は評価されやすい
  • 売る時は下取りだけでなく、買取店の査定額とも比べる
マクラーレン買いたいドットコム

マクラーレン買いたいドットコム 編集部

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