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マクラーレンでオープンカーに乗ってみたい。でも、クーペとどれくらい値段が違うのか、走りは落ちないのか、気になりますよね。
結論から言うと、スパイダーはクーペに約350万〜370万円を足して、屋根の開く楽しさを買うモデルです。加速や最高速度の公表値はクーペと同じです。
この記事を読むと、クーペとスパイダーの差を数字で比べたうえで、自分に合うのはどちらかを決められます。
マクラーレンのオープンカーはどれがある?
いま新車で注文の中心になっているオープンカーは、アルトゥーラ スパイダーです。750S スパイダーは日本市場向けの生産が2026年6月末で終わり、在庫や登録済み車、中古で探す形になります。
マクラーレンのオープンモデルには「スパイダー」という名前が付きます。屋根は布の幌ではなく、ボタン操作で開け閉めできる硬い屋根(リトラクタブルハードトップ)です。
『ロードスターとスパイダーって何が違うの?』と思う方もいるはずです。マクラーレンの場合、ふだん乗るオープンカーはスパイダー、屋根そのものが無い特別なモデルがエルバ、と覚えておくと分かりやすいですよ。
| 種類 | モデル | 屋根 | 日本の発表時価格(税込) | いまの状態 |
|---|---|---|---|---|
| スパイダー | アルトゥーラ スパイダー | 電動ハードトップ | 3,650万円 | 販売中 |
| スパイダー | 750S スパイダー | 電動ハードトップ | 4,300万円 | 日本向け生産終了 |
| ロードスター | エルバ | 屋根なし | 記載なし | 限定車(中古で探す) |
価格は日本発表時の報道値です(アルトゥーラ スパイダーは2024年4月、750S スパイダーは2023年8月)。価格.comでは3,660万円、4,630万円と掲載されていて、数字が割れています。いまの価格は正規ディーラーで確かめてみてください。
GTSにはスパイダーがありません。GTSはクーペだけのグランドツアラーです。
クーペとスパイダーの違いを数字で比べる
ここがこの記事で一番見てほしい表です。同じモデルのクーペとスパイダーを、発表時価格と公表値で並べました。
| 比べる点 | アルトゥーラ(クーペ) | アルトゥーラ スパイダー | 差 |
|---|---|---|---|
| 日本の発表時価格 | 3,300万円 | 3,650万円 | 350万円高い |
| 乾燥重量 | 1,395kg | 1,457kg | 62kg重い |
| システム出力 | 700PS | 700PS | 同じ |
| 0-100km/h | 3.0秒 | 3.0秒 | 同じ |
| 最高速度 | 330km/h | 330km/h | 同じ |
| EV走行距離 | 33km | 33km | 同じ |
| 全長×全幅×全高 | 4,539×1,913×1,193mm | 同じ | 同じ |
| 自動車税(年) | 50,000円 | 50,000円 | 同じ |
数値は2025年モデル以降のアルトゥーラの公表値(マクラーレン公式・大手メディア)です。重量は乾燥重量なので、車検証に載る車両重量とは別の数字になります。

実は、加速と最高速度の公表値はまったく同じなんです。屋根の仕組みが増えるぶん重くはなりますが、カタログの数字で見る限り、走りで損をする場面はほとんどありません。
750Sでも同じ傾向です。
| 比べる点 | 750S(クーペ) | 750S スパイダー | 差 |
|---|---|---|---|
| 日本の発表時価格 | 3,930万円 | 4,300万円 | 370万円高い |
| エンジン出力 | 750PS | 750PS | 同じ |
| 0-100km/h | 2.8秒 | 2.8秒 | 同じ |
| 最高速度 | 332km/h | 332km/h | 同じ |
| 変速機 | 7速DCT | 7速DCT | 同じ |
| 自動車税(年) | 65,000円 | 65,000円 | 同じ |
750S スパイダーの乾燥重量は、この記事では確かめきれていないので載せていません。
差額の350万〜370万円で何が変わる?
『350万円あれば、オプションをたくさん付けられるのでは?』という考え方もありますよね。
その通りで、同じ予算ならクーペにカーボン部品や塗装のオプションを足す選び方もあります。オプションの考え方はマクラーレンのオプションの選び方で詳しく見ています。
- スパイダーの差額(約350万〜370万円)
- クーペに付けたいオプションの合計
- 屋根を開けて走る日が年に何日ありそうか
- 売る時の値段の残り方(リセール)
スパイダーの屋根はどう開く?使い勝手は?
スパイダーの屋根は硬いパネルで、スイッチで開け閉めします。閉めればクーペに近い見た目と静かさになり、雨の日も気をつかいすぎずに乗れます。
布の幌と違って、屋根そのものが硬いのがマクラーレンのスパイダーです。洗車機や雨の駐車で、幌の傷みを心配することはあまりありません。
開け閉めは停車中だけでなく、低い速度なら走りながらでもできるモデルがあります。ただ、動く速度の上限や開閉にかかる時間はモデルや年式で違うので、試乗の時にディーラーで確かめておきましょう。
例えば、こんな場面を思い浮かべてみてください。
「朝は屋根を閉めて高速で移動して、海沿いに着いたら開けたい」
「それならスパイダーが向いています。閉めた時の居心地はクーペに近いですから」
屋根を開けると、エンジンの音と風が一気に近くなります。V6のアルトゥーラはモーターだけで静かに走る時間もあるので、住宅街では屋根を開けたまま静かに出ていく、という使い方もできるんです。
屋根を開けた時に気をつけたいこと
屋根をしまうスペースの関係で、スパイダーは車の後ろ側の作りがクーペと少し違います。荷物の置き場所や後方の見え方が変わることもあるので、実車で確かめるのが確実です。
荷室の広さはマクラーレンの荷室の広さでモデルごとに見ています。ゴルフバッグなど大きい荷物を載せたい方は、先に目を通しておくと安心です。
スパイダーの税金と維持費はクーペと違う?
『オープンだと税金や維持費が高くなるのでは?』と思う方もいますよね。
自動車税は排気量で決まるので、クーペとスパイダーで同じです。アルトゥーラは年50,000円、750Sは年65,000円です(2019年10月1日以降の新規登録)。
違いが出るとすれば、屋根の開閉の仕組みにかかわる点検や修理です。保証の範囲と延長保証の条件は、マクラーレンの新車保証と延長保証で確かめておくと安心ですよ。
年間の維持費の内訳はマクラーレンの維持費は年間いくら?でまとめています。
屋根なしのエルバとロードスターは別もの
エルバ(エルヴァと書かれることもあります)は、屋根もフロントガラスも無いロードスターです。台数を絞った限定車で、新車で誰でも買えるモデルではありません。
「マクラーレン 屋根なし」と気になって調べる方の多くが、このエルバにたどり着くはずです。
エルバはアルティメット・シリーズという限定車の系統に入るモデルで、2020年から作られました。一部にはウインドスクリーン付きの仕様もあります。
| 比べる点 | スパイダー | エルバ |
|---|---|---|
| 屋根 | 電動ハードトップ(開閉できる) | なし |
| フロントガラス | あり | なし(一部仕様はあり) |
| 位置づけ | 量産モデルのオープン版 | 限定車(アルティメット・シリーズ) |
| 雨の日 | 屋根を閉めれば乗れる | 乗る日を選ぶ |
| 手に入れ方 | 新車・在庫・中古 | 中古・オークションが中心 |
雨の日も通勤や買い物に使いたい方にとって、エルバは現実的な選択肢ではありません。週末に晴れた日だけ走らせる、コレクションに近い1台です。
限定車の手に入れ方はマクラーレンの限定車一覧でまとめています。過去の限定車の相場感は、数億円規模の個体もあるほど幅が大きいので、断定はできません。
クーペとスパイダー、どっちを選ぶ?
ここが大事なところです。数字の差が小さいぶん、決め手は「どこで、どう乗るか」になります。
- 晴れた日に屋根を開けて走る時間を楽しみたい
- 差額の約350万〜370万円を、開放感に使ってよいと思える
- 屋根を閉めればクーペに近い使い方ができれば十分
- 一番軽い仕様で、サーキットも走りたい
- 差額をオプションやカーボン部品に回したい
- 屋根の開閉に関わる部品を少しでも減らしておきたい
『どうせ屋根はほとんど開けないかも…』と感じたなら、それはクーペ向きのサインかもしれません。逆に、試乗で屋根を開けた瞬間に気持ちが決まる方も多いです。

中古で探すならどう考える?
750S スパイダーは日本向けの生産が終わったので、これから先は在庫車か中古車が中心です。先代の720Sにもスパイダーがありました。
中古のスパイダーは、屋根の開閉がスムーズか、作動中に異音がないかを見ておきましょう。年式ごとの見分け方はマクラーレンの歴代モデル一覧が参考になります。
スパイダーの見積もりを取る時の順番
- アルトゥーラのクーペとスパイダーを同じ条件で見積もる
- 付けたいオプションを書き出して、両方に同じものを入れる
- 差額が発表時の約350万円からどれだけ動くかを見る
- 750S スパイダーの在庫・登録済み車があるかも聞いてみる
クーペとスパイダーを同じオプションで並べると、本当の差額がはっきりします。マクラーレン公式は日本の価格表を出していないので、正規ディーラーで見積もりを取るのが近道です。
新車の値引きは、時期や在庫で大きく変わるので断定できません。交渉の考え方は、トップ記事のマクラーレンの値引き相場と交渉の順番でまとめています。
全モデルの新車価格はマクラーレンの新車価格一覧で一覧にしています。アルトゥーラそのものの性能や700PS化の中身はアルトゥーラの価格と性能が詳しいです。
よくある質問
マクラーレンのスパイダーはクーペよりいくら高いですか?
日本の発表時価格で、アルトゥーラは350万円(3,300万円と3,650万円)、750Sは370万円(3,930万円と4,300万円)の差です。いまの価格は正規ディーラーで確かめてみてください。
スパイダーはクーペより遅いですか?
公表値では、0-100km/hと最高速度はクーペと同じです。乾燥重量はアルトゥーラで62kg重くなります。
マクラーレンのスパイダーの屋根は布ですか?
布の幌ではなく、スイッチで開け閉めする硬い屋根(リトラクタブルハードトップ)です。
屋根が無いマクラーレンはありますか?
エルバ(エルヴァ)が屋根もフロントガラスも無いロードスターです。限定車なので、中古やオークションで探す形になります。
GTSにスパイダーはありますか?
GTSはクーペだけで、スパイダーの設定はありません。
まとめ
- 新車で注文の中心になるオープンカーはアルトゥーラ スパイダー(発表時3,650万円)
- クーペとの差額はアルトゥーラで350万円、750Sで370万円(発表時価格)
- 加速と最高速度の公表値はクーペと同じ。アルトゥーラは乾燥重量が62kg重い
- 屋根は電動の硬い屋根で、閉めればクーペに近い使い方ができる
- 屋根もガラスも無いエルバは限定車で、ふだん使いのオープンカーとは別もの





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