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マクラーレンを考えている時、『スーパーカーって、やっぱり燃費はすごく悪いのかな』と気になりますよね。
結論から言うと、マクラーレンの日本のWLTC燃費は、公式でもメディアでも確かめられていません。実燃費は走り方で大きく変わるので、自分の使い方で測るのが一番確かです。
この記事では、カタログ値が見つからない理由と、モデルごとに燃費が変わるポイント、自分で実燃費を測る手順を見ていきます。
マクラーレンの燃費はカタログに載っている?
マクラーレンの日本のWLTCモード燃費は、公式サイトや国の資料で確かめられていません。参考になるのは欧州WLTP値ですが、日本の数字とは別物として見ておきましょう。
国産車なら、カタログに「WLTCモード燃費 何km/L」と書いてありますよね。ところが、マクラーレン公式サイトには日本向けの燃費や価格表が載っていないんです。
輸入元はマクラーレン・オートモーティブ・アジアで、日本の価格もメディアの発表時の報道で知るのが一般的です。燃費も同じで、日本の公式な数字が出回っていません。
| 燃費の種類 | どこで決まる数字か | マクラーレンでの扱い |
|---|---|---|
| WLTCモード燃費(日本) | 日本の試験方法 | この記事では確かめられていない |
| WLTP値(欧州) | 欧州の試験方法 | 参考値。書く時は欧州WLTP値と明記 |
| 実燃費 | オーナーの実際の走行 | 走り方で大きく変わる |
『じゃあ、ネットで見かける数字は何なの?』と思いますよね。
多くは欧州の値か、オーナーそれぞれの実測です。どちらも、自分の使い方に当てはまるとは限りません。
なぜ日本の数字が見つからないのか
マクラーレンは販売台数が少なく、日本向けの資料も限られています。燃費より、走りの性能を前面に出すブランドでもあるんです。
なので、燃費は「調べて見つける数字」ではなく「乗って測る数字」と考えておくと、迷いが減ります。
アルトゥーラはハイブリッドだから燃費がいい?
『アルトゥーラはプラグインハイブリッドだから、燃費は良さそう』と思う方は多いはずです。
ここが大事なところです。アルトゥーラの燃費は、電池をどれだけ使うかで大きく変わります。
アルトゥーラは3.0L V6ツインターボ(605PS)に、95PSのモーターを組み合わせています。
システム出力は700PSです(2024年以降の仕様で、初期は680PS)。
| 項目 | アルトゥーラ(2024年以降の仕様) |
|---|---|
| エンジン | 3.0L V6ツインターボ(2,993cc)・605PS |
| モーター | 95PS・225Nm |
| システム出力 | 700PS・720Nm |
| 電池 | 7.4kWh |
| EV走行距離 | 33km(初期は31km) |
| 変速機 | 8速DCT |
| 燃料タンク | 約66L(メディア値・要確認) |
電池だけで33km走れるので、近所の買い物や短い通勤なら、ガソリンをほとんど使わない日もあります。
一方で、高速道路の長距離や、電池を使い切った後はエンジンが主役になります。こうなると、燃費は大排気量のスポーツカーに近づいていきます。
充電できる環境があるかで差が出る
自宅で充電できるかどうかが、アルトゥーラの燃費を一番左右します。
例えばこんな場面です。
「毎日の移動は片道10kmくらいなんですが、ガソリンはどれくらい減りますか」
「自宅で充電できるなら、電池の範囲で済む日が多くなりますよ」
充電の方法や電池保証のことは、アルトゥーラのハイブリッドと充電で詳しく見てみてください。
- 自宅で毎日充電できる
- 1日の移動が短い
- 街乗り中心で電池を使い切らない
- 充電できる場所がない
- 高速道路の長距離が多い
- 加速を楽しむ走りが多い

750S・GTSなどV8モデルの燃費はどう考える?
750SとGTSは、4.0L V8ツインターボ(3,994cc)のモデルです。電池が無いので、燃費は走り方と走る場所でそのまま決まります。
| 項目 | 750S | GTS |
|---|---|---|
| エンジン | 4.0L V8ツインターボ・750PS | 4.0L V8ツインターボ・635PS |
| 最大トルク | 800Nm | 630Nm |
| 変速機 | 7速DCT | 7速DCT |
| 乾燥重量 | 1,277kg(最軽量乾燥) | 1,520kg |
| 燃料タンク | 約72L(メディア値・要確認) | 要確認 |
| 燃料 | ハイオク | ハイオク |
GTSは荷室を持つグランドツアラーで、長距離をゆったり走る使い方に向いています。750Sはより走りに振ったモデルです。
『V8は燃費が悪いから、アルトゥーラにしたほうがいい?』と迷う方もいるはずです。
ただ、週末に高速道路で遠出する使い方なら、電池の出番が少なく、差は縮まることもあります。
なお、750S・GTSは日本市場向けの生産が2026年6月末で終わっています。新車で探すなら在庫や登録済みの車、基本は中古で見ることになります。
中古の720Sや570Sも考え方は同じ
中古で人気の720S(4.0L V8)や570S(3.8L V8)も、電池の無いV8モデルです。燃費の考え方は750S・GTSと変わりません。
中古の場合は、タイヤの減りやエンジンの状態でも燃費が変わってきます。購入前の試乗で、メーターの平均燃費の表示を見ておくのも1つの手です。
燃費を左右するのは「どこを走るか」
V8モデルでも、渋滞の多い街中と、流れのいい高速道路では燃費が大きく違います。
- 渋滞でのストップ・アンド・ゴーが多い
- 暖機のための短い移動を繰り返す
- 走行モードをスポーツ寄りにしたまま走る
- タイヤの空気圧が下がったまま走る
空気圧の点検は、燃費だけでなくタイヤの減り方にも関わります。タイヤのことはマクラーレンのタイヤサイズと交換費用にまとめています。
自分の実燃費を測ってみよう
カタログ値が見つからない以上、一番役に立つのは自分の実燃費です。測り方はむずかしくありません。
- ガソリンを満タンにして、トリップメーターを0にする
- いつもどおりに走る(できれば数百km)
- もう一度満タンにして、入った量を記録する
- 走った距離を、入った量で割る
- 季節や使い方を変えて何回か測り、平均を取る
例えば、350km走って50L入ったなら、実燃費は1Lあたり7kmです。
アルトゥーラの場合は、充電した電気の分もあるので、ガソリンだけの数字は良く出やすくなります。電気代も合わせて見ると、実際のコストに近づきます。
車の表示とのズレも知っておこう
車の画面に出る平均燃費は、満タン法の数字と少しズレることがあります。どちらが正しいというより、目安として両方見ておくと安心です。
『表示がいいのに、給油するとけっこう入る』という時は、満タン法の数字を信じておきましょう。

季節や使い方で実燃費はどう動く?
同じ車でも、季節や乗り方で実燃費はかなり動きます。1回測った数字だけで「この車の燃費」と決めないほうが安心です。
| 条件 | 燃費への影響 | アルトゥーラで特に気を付けること |
|---|---|---|
| 冬の寒い日 | 暖まるまで燃料を多く使いやすい | 電池の走れる距離が短く感じることもある |
| 夏のエアコン | 負担が増えて悪くなりやすい | 電池の減りが早くなることもある |
| 短い移動の繰り返し | エンジンが暖まりきらず悪くなりやすい | 電池の範囲なら影響は小さい |
| 高速道路の巡航 | 流れが良ければ安定しやすい | 電池を使い切った後はエンジン頼み |
| ワインディング・サーキット | 大きく悪くなる | 電池もエンジンもよく使う |
例えばこんな話もよく聞きます。
「夏に測った時より、冬のほうが給油の回数が増えた気がします」
「寒い時期は暖まるまでに燃料を使うので、季節ごとに測ってみると違いが分かりますよ」
季節ごとに1回ずつ測っておくと、1年の燃料代の見通しも立てやすくなります。
燃費から年間の燃料代を出すには?
実燃費が分かったら、年間の燃料代も出せます。マクラーレンの燃料はハイオク(無鉛プレミアム)です。
| 年間の走行距離 | 1Lで5km の場合 | 1Lで7km の場合 | 1Lで9km の場合 |
|---|---|---|---|
| 3,000km | 600L | 約429L | 約333L |
| 5,000km | 1,000L | 約714L | 約556L |
| 10,000km | 2,000L | 約1,429L | 約1,111L |
表の燃費は計算用の仮の数字で、マクラーレンの実測値ではありません。給油量にその時のハイオク価格をかけると、年間の燃料代になります。
実は、マクラーレンの維持費の中で、燃料代は比べると小さめの項目なんです。保険やタイヤ、4年目以降の点検代のほうが、年間の金額に大きく効いてきます。
アルトゥーラの場合は、自宅で充電した電気代も足して考えてみてください。ガソリンの量だけを見ると、実際より安く感じてしまうことがあるんです。
税金・保険・点検まで含めた年間の合計は、マクラーレンの維持費の内訳ですべて出しています。
燃費だけでモデルを決めてしまうこと。マクラーレンは燃料代より、保険・タイヤ・点検・修理の差のほうが大きくなりやすい車です。燃費は数ある判断材料の1つとして見ておきましょう。
新車保証の期間は燃料以外が軽くなる
正規ディーラーの新車には、メーカー保証3年・走行距離無制限と、3年間の定期点検メンテナンスが車両価格に含まれます(750S発表時の報道)。
燃費が気になる方こそ、保証が残っている期間をどう使うかを考えてみてください。保証の中身はマクラーレンの新車保証と延長保証で確かめられます。

燃費をよくするためにできること
最後に、マクラーレンでも燃費を少しでも伸ばすための習慣をまとめます。
『スーパーカーで燃費を気にするのは野暮かな』と思うかもしれません。ただ、無駄な給油が減ると、長く楽しむ余裕も生まれますよね。
- タイヤの空気圧を月に1回は確かめる
- アルトゥーラは毎日の充電を習慣にする
- 普段は走行モードを穏やかな設定にする
- 不要な荷物を積みっぱなしにしない
- 短い移動の繰り返しをまとめる
アルトゥーラなら、電池の範囲で走る日を増やすのが一番の近道です。V8モデルなら、渋滞を避けて流れのいい時間帯に走るだけでも変わってきます。
新車で買う時の総額や交渉の順番は、マクラーレンの値引き相場と交渉の順番にまとめています。燃料代も含めて、どのモデルが自分に合うかを考えてみてください。
よくある質問
マクラーレンのカタログ燃費はいくつですか?
日本のWLTCモード燃費は、公式サイトや国の資料で確かめられていません。参考にするなら欧州WLTP値ですが、日本の数字とは別物として見ておきましょう。
アルトゥーラは電気だけで何km走れますか?
2024年以降の仕様で33km(初期は31km)です。電池は7.4kWhで、自宅で充電できると短い移動はガソリンをほとんど使わずに済みます。
マクラーレンの燃料はレギュラーでもいいですか?
燃料はハイオク(無鉛プレミアム)です。給油口や取扱説明書の指定に従って入れてください。
実燃費はどうやって測ればいいですか?
満タンにしてから走り、次に満タンにした時の給油量で走行距離を割る満タン法が分かりやすいです。季節や使い方を変えて何回か測ると、自分の平均が見えてきます。
燃費が悪いと維持費は高くなりますか?
燃料代は増えますが、マクラーレンの維持費では保険・タイヤ・点検・修理のほうが大きくなりやすいです。年間の合計で考えてみてください。
まとめ
- マクラーレンの日本のWLTC燃費は確かめられておらず、参考は欧州WLTP値
- アルトゥーラは電池だけで33km走れ、充電できるかで燃費が大きく変わる
- 750S・GTSなどV8モデルは、走る場所と走り方で燃費が決まる
- 満タン法で自分の実燃費を測るのが一番確か
- 維持費全体では、燃料代より保険・タイヤ・点検の差が大きい





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