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マクラーレンの昔の車が気になって、F1やP1、セナの値段を調べてみた方も多いですよね。
結論から言うと、マクラーレンの名車は「数百台しか作られていない限定車」と「量産が始まった頃のスーパーシリーズ」の2つに分かれます。前者は数億円規模の取引もある世界で、後者は中古で現実的に探せる価格帯です。
ここでは有名な車の年式と台数、そして中古で探す時の考え方まで順に見ていきます。
マクラーレンの名車といえばどの車?
マクラーレンで「名車」と呼ばれるのは、1990年代のマクラーレンF1と、2013年以降の「アルティメット・シリーズ」(P1・セナ・スピードテール・エルバ・W1)です。どれも台数が限られた特別な車です。
『マクラーレンって、そもそもいつから車を作ってるの?』と思いますよね。実は市販のロードカーを本格的に量産し始めたのは2011年からなんです。
それより前の名車は、ごく少数だけ作られた特別なモデルでした。
| モデル | 年 | エンジン・特徴 | 生産台数 |
|---|---|---|---|
| マクラーレン F1 | 1992〜1998年 | BMW製6.1L V12・6速MT・中央運転席の3名乗り | 少数(台数は資料で異なる) |
| メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン | 2003〜2009年 | メルセデスとの共同開発車 | 未確認 |
| MP4-12C(のちの12C) | 2011〜2014年 | 3.8L V8ツインターボ(M838T)・初の量産車 | 量産 |
| P1 | 2013〜2015年 | V8ハイブリッド | 375台 |
| セナ | 2018年〜 | 4.0L V8系・サーキット志向 | 500台 |
| スピードテール | 2019年〜 | 中央運転席の3名乗り | 106台 |
| エルバ | 2020年〜 | ルーフもフロントガラスも無いロードスター | 未確認 |
| W1 | 2024年発表〜 | 4.0L V8+E-モジュール・システム1,275PS | 399台(発表時点で完売) |
年と台数はWikipediaやマクラーレン公式発表の値です。当時の日本の新車価格は資料がそろわないので、この記事では書いていません。

歴代モデルを年代順にすべて見たい方は、マクラーレンの歴代モデル一覧にまとめています。
マクラーレンF1はなぜ伝説なの?
マクラーレンF1は、1992年に発表されたロードカーです。名前が同じなので紛らわしいのですが、レースのF1マシンとは別物なんです。
運転席が真ん中にあって、その左右後ろに助手席が1つずつ並ぶ3名乗りでした。エンジンはBMW製の6.1L V12、変速機は6速MTです。
いまのマクラーレンは全車2ペダルのDCTです。3ペダルのMTを積んだ代表的なロードカーは、このマクラーレンF1になります。
『じゃあF1 GTRって何?』という疑問もありますよね。F1 GTRは、マクラーレンF1をもとにしたレース仕様の車です。
1995年のル・マン24時間で総合優勝し、1996年には日本のJGTC(全日本GT選手権)でもチャンピオンを取りました。
ここが大事なところです。2025年に発表された日本限定車「750S JC96」は、このJGTC王者のF1 GTR(61号車)へのオマージュとして作られました。日本限定61台・発表時4,150万円です。
マクラーレンF1の中古は買える?
結論から言うと、一般の中古車のように探して買える車ではありません。台数がとても少なく、取引は海外のオークションが中心です。
価格は数億円規模になることもあり、時期や個体の履歴で大きく変わります。ここで具体的な相場を書くのは控えておきますね。
F1 GTRの中古も同じで、レース車両としての戦歴が値段を左右します。ナンバーを取れるかどうかも個体次第です。
「マクラーレン GTR」と言われる車は1台じゃない
『マクラーレン GTRで調べたら、いろいろ出てきて混乱した』という方もいるはずです。実は、GTRと付く車はいくつかあるんです。
| 呼び方 | どんな車か |
|---|---|
| F1 GTR | マクラーレンF1のレース仕様。1995年ル・マン総合優勝 |
| P1 GTR | P1をもとにしたサーキット専用車 |
| セナ GTR | セナをもとにしたサーキット専用車 |
どれも元の車とは別の、サーキットやレースのための車です。中古で見かけたら、公道を走れる仕様かどうかを最初に確かめておきましょう。
マクラーレンとメルセデスはどんな関係?
『マクラーレンとベンツって関係があるの?』と気になる方も多いはずです。答えは「関係があった」です。
2003年から2009年まで、メルセデス・ベンツと共同で「SLR マクラーレン」というスーパーカーを作っていました。メルセデスのエンジンを積み、開発と製造にマクラーレンが関わった車です。
かつてはメルセデス(ダイムラー)がマクラーレンのグループに出資していた時期もありました。ただ、いまは資本関係が解消されています。
いまのマクラーレンのV8エンジンは、報道によると英国のリカルド社が組み立てています。「ベンツ製のエンジン」ではありません。
会社の歴史や親会社の移り変わりは、マクラーレンはどこの国の車?で詳しく見ています。
P1・セナ・スピードテールは何がすごい?
マクラーレンには「アルティメット・シリーズ」と呼ばれる最上位の限定車があります。P1から始まり、セナ、スピードテール、エルバ、そして最新のW1へと続いてきました。
P1は初のハイブリッド・ハイパーカー
P1は2013年から2015年に作られた、V8エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車です。生産は375台でした。
サーキット専用に仕立てた「P1 GTR」もあります。こちらは公道を走れない仕様が基本なので、別の車として考えておきましょう。
セナはサーキットで速さを突き詰めた車
セナは2018年に登場し、500台が作られました。名前は、マクラーレンで活躍した伝説的なF1ドライバーに由来しています。
大きなリアウイングが目立つ見た目で、公道を走れるのにサーキットでの速さを最優先した車なんです。サーキット専用の「セナ GTR」も別にあります。
『セナの新車価格はいくらだったの?』という声もありますが、日本での当時の価格は資料で確かめきれませんでした。いまは中古で探すことになり、価格は億円単位の話になりがちです。
スピードテールはF1の3名乗りを受け継いだ車
スピードテールは106台の限定車で、マクラーレンF1と同じ中央運転席の3名乗りです。日本に何台入ったかは公表されていません。
W1はP1の後継
W1は2024年に発表された最新のアルティメット・シリーズです。システム出力1,275PS、0-100km/h 2.7秒、最高速度350km/hと公表されています。
価格は200万ポンド(約3億9,000万円)で、世界399台は発表時点で完売でした。
- 台数が少なく、価値が落ちにくい傾向がある
- ブランドの歴史に残るモデルを持てる
- 技術や見た目がそのモデルにしかない
- 新車は基本的に買えず、中古の流通もごく少ない
- 価格が億円単位になることがある
- 部品や整備で正規ディーラーとの付き合いが前提になる

「旧車」として手が届くのはどのモデル?
ここからは、現実的に中古で探せる「昔のマクラーレン」の話です。限定車ではなく、量産されたモデルが中心になります。
| モデル | 年 | エンジン | 自動車税(年・2019年9月以前登録) |
|---|---|---|---|
| MP4-12C/12C | 2011〜2014年 | 3.8L V8(3,799cc) | 66,500円 |
| 650S | 2014〜2017年 | 3.8L V8 | 66,500円 |
| 540C/570S/570GT | 2015〜2021年 | 3.8L V8 | 66,500円 |
| 720S | 2017〜2023年 | 4.0L V8(M840T) | 66,500円 |
自動車税は2019年9月30日以前に新規登録された車の金額です。2019年10月以降の登録なら年65,000円になります。
新規登録から13年を超えると、自動車税はおよそ15%重くなります。2011年から作られたMP4-12Cは、そろそろこの重課に当たる年式です。車検証の初度登録年月を確かめておきましょう。
『MP4-12Cって、いま買っても大丈夫?』と思う方もいますよね。12Cはマクラーレン・オートモーティブが最初に量産した車で、ブランドの出発点として人気があります。
ただ、10年以上前の車なので、整備の記録がそろっているかどうかで状態が大きく違います。値段の安さだけで選ばないのが大事です。
中古で探す時のチェック
- 正規ディーラーでの整備記録が残っているかを確認する
- 初度登録年月を見て、13年超の重課が近いかを確かめる
- 右ハンドルか左ハンドルかを確認する(古い年式は左が多い)
- 認定中古車(マクラーレン クオリファイド)の対象かを聞く
- 修理歴とパネルの交換歴を販売店に書面で出してもらう
古い年式でも、条件に合えばマクラーレン クオリファイドとして保証付きで売られることがあります。保証は12〜24カ月で、店舗と車両によって違います。
中古の選び方はマクラーレンの中古車の選び方、値落ちのしかたはマクラーレンのリセールバリューで詳しく見ています。
在庫の状況を一度見ておきたい方は、条件を絞って探してみてください。
マクラーレン買いたいドットコム
マクラーレンの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、マクラーレンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
名車を買う時、どこで相談すればいい?
限定車と量産モデルでは、相談先が変わります。
- 欲しいモデルの年式と台数を調べて、量産車か限定車かを見分ける
- 量産車なら、正規ディーラーの認定中古車から見ていく
- 見つからなければ、一般の中古車で整備記録のある個体を探す
- 限定車なら、正規ディーラーに入手の可能性を相談する
- 購入前に、維持費と保険料の見積もりを取っておく
『いきなり限定車を買えるの?』という疑問には、正直に言うと難しいことが多いです。マクラーレンの限定車は、それまでの購入実績がある人へ優先して案内されると言われています。
だからこそ、まずは量産モデルを正規ディーラーで買い、付き合いを作っていく人が多いんです。値引きの考え方や交渉の順番はマクラーレンの値引き相場と交渉の順番で見ています。
よくある質問
マクラーレンで一番有名な車は何ですか?
1990年代のマクラーレンF1がよく挙げられます。BMW製6.1L V12に6速MT、中央運転席の3名乗りという独特な車です。近年ではP1やセナも有名です。
マクラーレンP1はいくらで買えますか?
375台の限定車で、中古でも億円単位の取引になることがあります。価格は個体と時期で大きく変わるので、相場は販売店に問い合わせて確かめるのが確実です。
セナとセナ GTRの違いは何ですか?
セナは公道を走れる500台の限定車です。セナ GTRはサーキット専用に作られた別のモデルで、公道では基本的に使えません。
マクラーレンとメルセデスは同じ会社ですか?
別の会社です。2003〜2009年にSLR マクラーレンを共同で作り、以前はメルセデス側が出資していた時期もありましたが、いまは資本関係はありません。
昔のマクラーレンで手頃に買えるのはどれですか?
MP4-12Cや570S、650Sなどの量産モデルが候補になります。年式が古いぶん、整備記録と13年超の税金の重課を確かめてから選びましょう。
まとめ
- マクラーレンの名車はF1と、P1から続くアルティメット・シリーズ(セナ・スピードテール・エルバ・W1)
- F1は1992〜1998年のBMW製V12・6速MT・3名乗り。F1 GTRは1995年ル・マン、1996年JGTCで王者に
- P1は375台、セナは500台、スピードテールは106台、W1は399台の限定車
- メルセデスとはSLR マクラーレンの共同開発や出資の関係があったが、いまは別会社
- 現実的に探せる旧車はMP4-12C・650S・570S・720Sなどの量産モデル
- 古い年式は整備記録と13年超の自動車税の重課を確かめる





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